尿路結石症は多くの犬が発症すると言われている泌尿器疾患です。
犬の尿路結石症の原因として
・犬種
・遺伝的要因
・年齢
・性別
・飼育環境
・水分摂取量
・食事内容
・尿路感染症等の病気
・薬剤投与
犬の尿路結石症の原因の80%がシュウ酸カルシウムとストルバイトが原因です。
シュウ酸カルシウムとは?
シュウ酸カルシウムは凝集して結石を形成しやすい物質で、とくに尿路結石を起こしやすい。
エサや水などから摂取されたカルシウム、マグネシウム、リン、尿酸、ケイ酸などのミネラルを材料に作られ、これらを多く含むエサを過剰に、もしくは日常的に与えることで尿路結石の原因になります。
シュウ酸はいわゆるアクの成分で、人間の場合はシュウ酸を多く含むホウレンソウやタケノコ、チョコレート、紅茶などの摂り過ぎに注意が必要。
ストルバイトとは?
ストルバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)はリン酸塩鉱物の1種です。
アルカリ性の尿で出来やすい特徴があります。
ペットのストルバイト結石の原因は、ほとんど細菌感染によるものと考えられています。
尿路結石症になりやすい犬種
・ダルメシアン
・シーズー
・ミニチュアシュナウザー
・ヨークシャテリア
・ビションフリーゼ
・ポメラニアン
・マルチーズ
・トイプードル
上記の犬種は尿路結石になりやすいと言われています。
犬種以外の尿路結石症の要因は?
・年齢(5~8歳がなりやすい)
・性別(雄、去勢済みの場合特になりやすい)
・太り過ぎ
等が有ります。
犬の尿路結石症の食事療法
水分を多く摂取するよう心がけると良いでしょう。
それと同時に動物性たんぱく質や炭水化物を多く含むエサを制限する必要が有ります。
常に水が飲めるような状況にする事と、フードもウェットフードにするとエサからも水分を摂取できます。
他にも犬用の薬やサプリメントで対処する方法が有ります。
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