犬がエサを食べないのはわがまま?病気?食べなくなる原因と対策!

ペットフード

犬がエサを食べない時は?

愛犬が急に餌を食べなくなったら、病気かな?調子悪いのかな?わがまま?など、飼い主としてはとても不安になると思います。

しかし、犬がエサを食べなくなるには必ず原因が有りますし、もちろんその対策も有るんです。

このページでは犬がエサを食べなくなる原因や対策を簡単にご紹介します。

愛犬がご飯を食べなくてお困りの皆様のお役に立てれば幸いです。

犬がエサを食べない原因7つ

犬がエサを食べなくなる原因として、7つほど考えられます。
食べない原因を細かく分けると、

1.おやつでお腹いっぱい
2.同じ餌ばかりで飽きた
3.美味しいおやつがもらえるのを待っている
4.何らかのストレスで食欲が低下している
5.年齢による食事量減少
6.食が細い、食べることにあまり興味が無い
7.病気

などの原因が考えられます。
一つずつ詳しく見ていきましょう。

犬がエサを食べない原因その1「おやつでお腹いっぱい」

これはよくある事なのですが、愛犬が可愛いあまりおやつを上げ過ぎてしまう事が原因です。

おやつは嗜好性を高めるために、犬が美味しいと感じるように工夫されています。

高カロリーであることも多いです。

しかし、このようなおやつばかりあげていると、栄養バランスが崩れて肥満や体調不良の原因にもなります。

愛犬はとても可愛いですが、おやつをあげ過ぎないように飼い主側がしっかり管理してあげましょう。

犬がエサを食べない原因その2「エサに飽きた」

ペットフードは開封してから直ぐに酸化が始まりますので、開封してから時間が経過したペットフードはどうしても味や風味が落ちてしまいます。

犬は味覚機能が低いと言われていて、エサをニオイで判断しているので酸化が進んでニオイが悪くなった、古くなったフードを食べなくなることがあります。

このような時は、密封、密閉できる袋や容器に保存するか、小分けにされているタイプなどを用意してみると良いかもしれません。

犬がエサを食べない原因その3「美味しいおやつがもらえるのを待っている」

エサを食べないので、心配になっておやつをあげたりしていませんか?

犬は「エサを食べずに待っていたら美味しいおやつが貰える」と学習している可能性が有ります。

「今食べなければ下げられてしまう」と理解出来るように、食事の時間を30分なら30分と決めて、食べなければ下げてしまいましょう。

特に「置き餌」をするのは犬にとってもあまりよくありませんので注意しましょう。

犬がエサを食べない原因その4「何らかのストレスで食欲が低下している」

犬も人間と同じで強いストレスで食欲がなくなってしまう事が有ります。

器を変えたり、食事する場所を変えたりなど、環境が変わることでストレスを感じているのかもしれません。

他にも、飼い主が留守にしがちで不安だったり、雷などの大きな音や暑い寒い等の温度変化、不快な匂いなど人間よりも聴覚や嗅覚が敏感な犬にとってはストレスの原因になります。

ストレスの原因に思い当たる場合は、その原因を取り除く事が大切です。

犬がエサを食べない原因その5「年齢による食事量減少」

犬も人間と同じで加齢による運動量の減少や、味覚や嗅覚の衰えによって食欲が落ち食事量も減ってしまうことがあります。

加齢によって食事量が減っても体重が維持出来ていて、元気なのであればしばらく様子を見ても良いでしょう。

シニア用のフードに変えることで食欲が戻る事も有るようです。

7~8才くらいになると病気になりやすくなるので、老化なのか病気なのか動物病院で見てもらうのも良いと思います。

犬がエサを食べない原因その6「食が細い、食べることにあまり興味が無い」

小型犬に多い印象ですが、そもそも食が細かったり食べることにあまり興味が無い犬もたまに居ます。

ただし、食が細くても体重が維持できる程度のエサはちゃんとあげなければいけません。

病気やストレスで食べないのか、食が細いだけなのかしっかり見極めてあげましょう。

犬がエサを食べない原因その7「病気」

いつもと比べて元気が無かったり、下痢や嘔吐をしている場合は病気の可能性が有ります。

エサだけでなく、水も飲まない場合は特に注意してあげましょう。

消化管や腎臓、肝臓、膵臓などの内臓系の疾患の場合、食欲が低下し下痢や嘔吐などの症状が見られます。

この他にも、風邪や夏バテ、熱中症など色々な原因が考えられます。

少しでもおかしいなと感じたらすぐに動物病院で診てもらいましょう。

犬がエサを食べない時の対策

犬がエサを喜んで食べるように工夫してあげると、エサの食いつきが良くなることがあります。

そこで愛犬がエサを食べない時の対策を簡単にご紹介します。

まずはふやかしたり温めるなど、簡単に試せる方法で与えてみると良いでしょう。

犬がエサを食べない時の対策その1 時間内に食べなければ片付ける

これは原因の所にも書きましたが、犬が「いつでも食べられる」「今食べなくてもいいや」と思ってしまっている場合が有ります。

これを回避するためには、決めた時間以内に食べなかったら片付けてしまいましょう。

そうすることで「今食べないと次のご飯の時間までエサが貰えない、お腹が空く」と考えるようになります。

もちろんこの時、ねだられたからと言って安易におやつやエサを与えないようにしましょう。

少しかわいそうに思いますが、しっかりエサを食べてもらうためにも、愛犬との根比べをすることも必要です。

犬がエサを食べない時の対策その2 フードにトッピングをする

フードにふりかけなどのトッピングをしてみるのも手です。

ほんの少しフードに混ぜるだけでも、格段に嗜好性が高まります。

ただし、おやつと一緒で与え過ぎには注意が必要です。

犬がエサを食べない時の対策その3 フードをふやかす、小さく砕く

老犬などのように噛む力が衰えていたり、元々噛む力の弱い小型犬などは、ぬるま湯などでふやかしてあげることで食い付きが良くなる事が有ります。

ふやかすときには水や熱湯だと、冷たすぎたり熱過ぎたりしない様、ぬるま湯でふやかしてあげましょう。

また、フードが大き過ぎて食べにくそうにしている場合は、小さめのフードに切り替えるか、ミキサーなどで小さく砕いてあげると良いでしょう。

犬がエサを食べない時の対策その4 フードを温める

フードを温めることでニオイが強くなり嗜好性が向上します。

特に犬は嗅覚が発達していて、ニオイでエサを判断します。

温めてニオイが強くなったフードなら、いつもより食い付きが良くなるかもしれません。

犬がエサを食べない時の対策その5 手から直接与えてみる

犬は飼い主が手から直接与えると食べる事が有ります。

お皿からは食べなくても、目の前に差し出されると食べる犬は居ます。

毎回手から与え続けるのは大変なので、少しづつお皿で食べるように訓練すると良いでしょう。

犬がエサを食べない時の対策その6 フードを変えてみる

これは最終手段です。

どんなに工夫しても食べない場合は、そもそもそのフードの匂いや味が嫌いなのかもしれません。

こういった場合は、嗜好性が高くなるように工夫されたフードを選んで与えてみましょう。

ただし、いきなり全部変えるとストレスになったり体調を崩してしまう場合もあるので、毎日少しずつ新しいエサの割合を増やしながら変えていくのがおすすめです。

犬がエサを食べないのはわがまま?病気?食べなくなる原因と対策! まとめ

犬がエサを食べない時、病気なのかわがままなのか、はたまたストレスなのか単に食が細いだけなのか、これらをしっかり見極めてあげる必要が有ります。

病気の場合は一刻を争う場合もありますし、単なるわがままであれば、時間内に食べなければ片付ける様なしつけ等も大切です。

愛犬の状態をしっかり見極めながら、フードを喜んで食べてくれるように工夫してみましょう。

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